因果関係②
因果関係とは
あるものごとが原因と結果の関係でつながっていること。
因果関係は、主に課題の原因に用いられる。
因果関係の条件
- 時間的順序が正しいこと
- 相関関係が存在すること
- 第三因子が存在しないこと
間違えやすいポイント
- 直感による判断
イメージ、決めつけ、過去の経験による直感 - 第三因子の見落とし
1つのデータの相関関係だけで、他の相関関係を考慮せずに、結論を出してしまう - 因果の取り違え
低コストだからシェアが高いではなく、シェアが高いから低コストなど - 最後の藁
表面化した原因を問題と考え、本質的原因を見落とす
ポイント
スキーマ:無意識の判断、見方、考え方。
スキーマは長所・短所があり、原因を早期に解決できる一方、誤った結論を出してしまう可能性もある。
Why(原因の追求)を考えるステップ
- 考えられる要因を具体的に洗い出す
- 原因を更に問い続ける
- 因果の構造を捉える